でもこんな時の為にしているのですね。
飼っていたネコが天国へ行きました。
昨年の秋に悪性の腫瘍が見つかって、一旦は手術をしようと決めました。
ネコにメスを入れてよいのか本当に迷いましたが、痛みがなくなるほうがよいという思いで。
しかし結局は高齢で無理。
麻酔に耐えられないだろうという先生の判断でした。
自然にガンと共に生きる道を選びました。
それから、、
まーよく食べました。本当。一日何缶食べんのじゃーってくらいよく食べました。
食べられるうちはまだ大丈夫。目安でもあります。
でも、あれだけ食べても、みるみるやせていく。だっこしても軽い。
これは本当に驚異だった。
そして、亡くなる前々日、家を脱走しました。
ネコは自分で最後の場所を見つけにいく。ということも聞いたことがあります。
頭を過りました。最後会えないなんて、考えられない。。
でも帰ってきてくれました。一体どこへ行っていたのか。。
最期は家でみとることが出来、ほんと静かに逝ってしまいました。
最後の最後までご飯をむしゃむしゃ食べていた姿が愛おしかった。
噛めない口で一生懸命食べていた。
動物に自殺なんて考えはない。小さい体で今ある現状を受け入れるだけ。
うちにきてくれてどうもありがとう。
とっても幸せでした。
後日、病院の先生に脱走の話をしたら、
自分の住んでいた周りの景色をもう一度見たかったのかもしれません。
この地に別れをいいに言ったのかもしれませんね。と。
そのコトバが私にはとっても嬉しかったです。